上書き保存と完全削除

妙齢の、うら若き頃のお話…

当時付き合っていた同い年の彼が、私の友人を好きになったと一方的に別れ話になり、
納得がいかないながらも、押し切られる形で別れる段となりました。
別れた直後はそれはもう未練タラタラで、隙あらば連絡を取ろうとしたり、繋がれば復縁を迫ったり、
今思えば恥ずかしい行動ばかりを取っていました。

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私自身数か月ほど引きずっていた中、元彼を知っている友人たちが励ましてくれました。
「身近なところに鞍替えすること自体、人としてありえない」
「あなたにはもったいない男だよ」などなど。
中でも一番印象的だったのは、
「別れた男を想っていても、あなたには何もしてくれないよ」
なんだかそれで吹っ切れた気がして、また、元彼の粗の部分のようなところも見えてきて、
それまでが嘘のように明るい生活になりました。
明るくなったところか新しく恋人が出来、元彼には申し訳ないほど楽しいデートを繰り返し、
いつからか元彼の存在が「完全消去」されました。

ただ元彼の中で私の存在は「未練タラタラの元カノ」の記憶で「上書き保存」されていたらしく、
私を捨てて付き合った彼女と上手くいかなくなったタイミングでコンタクトを取ってきました。

元彼「彼女と上手くいってなくて…」
私「未練タラタラの私とやり直せると思ったってか?」
元彼「いやあ…そのう…」
私「悪いけど今恋人いるから」
元彼「え…」

恋愛において、男は「新規保存」、女は「上書き保存」と言われますが、
それとはちょっと変わったパターンのお話でした。

とりあえず元彼は一発ぶん殴って追い返して、それ以降生きてるんだか死んでるんだかも分からないほど疎遠になりましたとさ。